こんにちは。自分がHSPという自覚があるアラフィフ主婦の水那田ねこです。
このブログでは、1つのカテゴリーとして、私自身が当てはまるこのHSPという気質に関連づけた内容の記事を書いています。なので、まずこの
- HSPとは何なのか?
- 一体どういうタイプの人たちのことなのか?
をここではっきりさせておく必要があると思い、今回記事にしてみました。簡単なまとめになってますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事はこんな人におすすめ
- HSPって何だろう?と思われてる方
- H S Pのことはぼんやりとしか分からない方
- 私は(あの人は)H S Pなのだろうか?を知りたい方
HSPとは何?
HSPの意味
HSPとはズバリ、「ハイリー・センシティブ・パーソン」の略です。つまり、日本語に訳すととても敏感な人たち、とても感受性が強く繊細な人たちという意味になります。
最初にこの気質のことを提唱したのはアメリカの心理学者エレイン・N・アーロン博士です。1996年に自著「The Highly Sensitive Person」の中で、こういう気質を生まれ持っている人たちが一定数いることを発表されました。これは、後天的に作り上げられた「性格」とは違い、先天性の変えられない「気質」ですから当然病気ではないですし、障害でもありません。生まれつきの気質のタイプということですね。
どれくらいの人がHSPなの?
人類の約20%がこの気質のタイプに該当すると言われているようです。20%というとけっこうな数いると言えますよね。私も最初はこの数に驚きました。なぜなら、ずっと私は周りのほとんどの人と違っていると感じていたからです。
5人に1人はHSPだなんて思いもしませんでした。でも、確かに見た目でパッと分かるわけではありませんよね。人以外の他の動物にもHSPは一定数いるようなのでこの割合は何かの意味があるのかもしれません。
つまりHSPは決して珍しいタイプというわけではなく、少数派ではあるものの確かに存在している特徴ある気質の人たちなのです。
HSPの大きな4つの特徴
これは、アーロン博士が提唱したHSPの4大特性と言われているもので、これらすべてが当てはまるのがHSPだそうです。4つの特徴それぞれの英語の頭文字をとって「DOES」と呼ばれています。その特性を下に簡単にまとめてみましたので、もし自分もそうかな?と感じている方も当てはまっているか確認してみてくださいね。
1・物事を深く処理する
1つの情報から多くを読み取り察知するという特徴があります。物事を多角的に捉えその複雑さを理解できるので、いつも考え深く慎重な振る舞いをしているでしょうね。なので、思いつきを即行動に移したり短絡的に反応するようなことはほとんどないと言えるかも知れません。
例えば、話している相手の表情から多くの情報を察知するので言葉の意味のその裏にある事情を理解してしまいます。それが本音か建前か、そんなことにもすぐ気づいてしまいます。そして、あらゆることに思考をめぐらせ行動の結果をじっくり考えてみるのです。
ですから、表面的には静かな人に見えても実際は多くのことを考えている、それがHSPの特性であると言えそうです。
2・過剰に刺激を受けやすい
視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚など、接するものから刺激を多くもらいやすいという特性もあります。刺激過多なので何をやってもすぐに疲れてしまいます。そのため、HSPはじっくり自分の感覚を休めるための一人の時間がとても必要になります。実際HSPは多くの人が集まる社交的な場より一人でいる方を好みます。とにかく敏感で疲れやすいのです。五感が敏感というのは大きな特徴ですね。ただ、五感すべてがというわけではなく、その中の1つが大きく当てはまっている場合もあるかも知れません。
3・感情の反応が強く、共感力が高い。
HSPは、他の人の気持ちが手に取るように分かるため、それによって自分の感情が左右され影響を受けやすいです。感情の振り幅が大きく動揺しやすいという特徴があります。例えば、そばにいる人が機嫌が悪かったりイライラしていたりすれば大いに影響を受けてしまうため、落ち着かなかったり、辛くなったり、自分のことをそっちのけで解決策を模索し始めたりするかも知れませんね。
また共感力の高さから思いやり深く優しいという特徴があるのもHSPです。映画やドラマにも感情移入してすぐ泣いてしまったり、どちらかというとその場の弱い立場の人に気持ちが寄り添って深く同情したりします。常に良心的で、かつ感情的にもとても敏感と言えます。
4・些細な刺激を察知する
ちょっとした違和感や微妙な変化を素早く察知し、物事の違いに気づきやすいのも特徴です。繊細な感覚を持っている人と言えますね。これは頭の中で、いつも物事の比較を行っているのかも知れませんよね。なのですぐに違いや違和感を察知することができます。
例えば、いつもと違う音や匂いや肌触りなどに気づいてしまう。小さな変化がちゃんと分かる。ごく些細な音、光の加減、空気の匂い、そんなものが気なって仕方がないなど。
これは「感覚が敏感で人より多くの刺激を受けやすい」という2番目の特徴とも通じていると思うのですが、とにかく感性が細やかで小さな違いが分かるということなんですね。
さて、4つの特性は以上になります。いかがですか?どれも身に覚えがあるなら、あなたもHSPなのかも知れません。ここに挙げた事柄については以下のサイトを参考にさせていただきました。
こちらのサイトにも書かれてますが、アーロン博士によるとこれらの特性のうち1つでも当てはまらないものがあればHSPではないそうですから、特にこれらの要素は重要なポイントと言えそうですね。
内向型との違いは?
ここまで見てきて気になることがあります。それは、いわゆる「内向型」と言われる人たちととても特徴が似通っていること。例えば、他の人の気持ちに敏感とか、一人でいることを好むとか、物静かで考え深いことなど。どうでしょう?とても似ていますよね。
では、「内向型」や「内向気質の人」とHSPはどのような違いがあると言えるのでしょう?それについては、おそらく「ここからが内向型の人」「ここからがHSPの人」という風に明確な線引きがされるものではないと言えます。とても似ているのは事実です。ただこう言えるようです。
HSP=内向型ではない。
その理由として、HSPの中には内向型ではなく外向型に近いタイプの人が30%ほど存在していると言われているからです。興味深いですよね。
また内向型ではあってもHSPのように五感が敏感というわけではなかったり、他人に対して共感力が高いなどの特徴はなかったり、そんな人が存在するからです。ちなみに個人的には、なぜかこの辺は実体験や映画・ドラマなどを見たりしていて分かるような気がするんですよね。あなたはいかがですか?「なんとなく違う」程度かもしれませんが、多分それくらいの理解でいいのだと思います。
HSP診断をしてみよう
次に、4大特性とはまた違った角度からHSPかどうかを判断できるテストを紹介します。大きく分けて代表的なものが2つあります。下のボタンを押すとそれぞれのHSP診断ページへ飛びますので、ゆっくり考えながら行ってみて下さいね。
エレイン・アーロン式
まず1つめはエレイン・アーロン式です。27問用意されてます。少しでも当てはまるかどうかでチェックをつけ、その合計数により判断できるという形になってます。
イルセ・サン式
2つめはイルセ・サン式です。こちらの方が後に作られており、こちらは採点式となっています。選んだ答えにより得た点数の最終的な合計点で判断します。
・・・いかがだったでしょうか?
このブログに来られた方は、少なくともHSPに何らかの興味を持たれているのではないかと思いますが、もしご自身がまさにHSPに該当するとなればHSPへの関心はいっそう高まりますよね。何でもそうですが、まずその特性を理解することが大事だと思います。ぜひ、これらの4大特性やHSP診断を活用して自分で自分をじっくり分析してみましょう。
特徴を知るために役立つ本
HSPに関連した本は、初めてHSPを提唱されたアーロン博士の本をはじめたくさん出版されています。ここではそのごく一部をご紹介したいと思いますので、HSPについて基本的な知識や対処法を学ぶため参考になさってみてください。どれもHSPを知るため読んでおいて損はない書籍です。
迷ったら、まずはこの4冊を手にしてみて下さい。
ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。/エレイン・N・アーロン著
この本は、HSPを提唱し今もなお研究を続けられてるアーロン博士が著したHSPの教科書的な本です。自分がHSPにどれだけ当てはまるかはっきり気づくことができると思います。自分の特性を肯定し前向きに捉えていくための基礎が書かれていると言えるかも知れません。
鈍感な世界に生きる敏感な人たち/イルセ・サン著
心理療法士である著者が、HSPに寄り添いその特性を肯定してくれるので生きづらさが少しづつ癒される、そんな本です。
「繊細さん」の本 「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる/武田友紀 著
自身もHSPであるHSP専門カウンセラーの著者による、いろいろと工夫されていて読みやすい本。自分の繊細な感性がどれほどのレベルか確認する上でも役立ちます。
敏感すぎる自分を好きになれる本/長沼睦雄 著
自分の欠点だと思っていた部分が、社会にとっても大事な特性なんだと気づけるかも知れません。長沼睦雄先生のHSPに関する著書は他にもありますので気になったら手にしてみて下さい。
HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)について説明された本もあります。HSCとは感受性が強過ぎる子供たちのことですが、お子様がそうかも知れないと思う方や自分の過去に当てはまる方などはとても勉強になりますので一読してみるのも良いと思います。
本を読むと、自分以外にも同じHSPのせいで生きづらさを抱えている人たちが多くいるという事実を知り救われますし、その独特な気質に対してもそれぞれ前向きな考え方を身につけていけるかも知れませんよね。
まとめ
このように、ささいなことに動揺したり、繊細で人の感情に左右されたり、社交的な場面で異常に疲れてしまうHSPは、そうでない人と比べて生きる困難さを多く抱えていると言えます。
でも、よく『生きづらい』と言われるHSPではありますが、決して悪いことばかりではないと思うのです。HSPだからこそ気づけることもあるし、美しいことや幸せなことに対しても感受性が豊かなので幸福感だって人1倍持てるはず。
このブログでは、ややもすると大変さばかりが取り上げられがちなHSPの長所についてたくさん書いていけたらなと思ってます。加えて、年齢ゆえに自然と身につく回避術やおおらかさなどについても、経験をもとに紹介していければと思っています。これはまた別の記事にまとめてみたいと思うのでチェックしてみてくださいね。
私なりにHSPについてのまとめでしたが、参考になる点はあったでしょうか?この記事を読んでくださってありがとうございました。